Space AR (2013)

ARと天文位置情報を組み合わせたアプリ

Space AR

目的

人工衛星が今どこを飛んでいるのか直感的に分かるサービスが当時無かったため欲しかった(特にISS、GPS/GLONASSの位置)。

当時の状況

iPhoneアプリ開発に手を付けていたのでそのプラットフォームで作ることに。天文計算について知識ゼロだったため要学習。

方法

3D表示の簡易性を鑑みUnityを導入。C#ライブラリにProject Plutoを使用。 人工衛星の位置を割り出すのはTLEの計算だけで済むのだが、ARを絡めると基礎天文計算が必要になる。そのため太陽系天体の位置も結果的に追加することになった。 TLE関係はCelesTrakにお世話になった。

Space AR

結果

ボタンをタップするとそのカテゴリの天体らが表示される感じに。iPhoneをかざすとその方向の天体が見える。ピンチでズーム機能など。UnityのCoroutineを上手く利用しなかったため計算時若干動作がカクついた。

以下は当時の仕様コピペ

Features:

  • Visualised 3D space information through the astronomical calculations
  • Augmented reality with gyroscope, compass and location sensors
  • Drastic zoom in and out in a space
  • “Time travel” mode to trip in time (Tap and Hold to enter)
  • Whole simple operations with Pinch and Tap
  • Any viewing angles of a device are promised
  • Filters you can dynamically turn it on and off

Filters:

  • Solar system
  • Stations
  • Galileo
  • GPS
  • GLONASS
  • Weather
  • Rotation lock
  • Tips
  • Logs

Space AR